世界中に多くの劇場がある中で、ハロルド・プリンスを題材にしたプリンス・オブ・ブロードウェイの世界初演が東急シアターオーブで現在上演されています。それではここで私達がおすすめする劇場の一覧をご紹介します。

1. 東急シアターオーブ、東京 – 「宙に浮かぶミュージカル劇場」とも呼ばれる東急シアターオーブは、東京の新しい多目的タワーの11階から16階の間にはめ込まれた、ガラスで作られた美しいアトリウムの中に位置します。最大席数は1,972席で、日本国内の同様の施設の中でも最大規模となっています。主にミュージカルの上演に使われる同劇場では、トップ・ハットやシカゴ、バーン・ザ・フロアといった多くのミュージカルが上演されてきました。現在はジーザス・クライスト=スーパースター in コンサートの世界初演が上演されています。

2. 新国立劇場、東京 – 東京の新たな国立劇場は東京都渋谷区にあり、日本では初となるオペラ、バレエ、モダン・ダンス、演劇を含む舞台芸術を対象とした大規模な国立劇場です。
多くの演目が上演される新国立劇場の総合施設は、オペラ・ハウス、プレイ・ハウス、ピットの三つの劇場で構成されています

3. 東京オペラシティコンサートホール、東京 – 1,632名分の座席を有する東京オペラシティコンサートホールは、年間を通じて幅広いクラシック音楽のイベントが開催されています。劇場の正式な公開を記念して、1997年9月10日にサイトウ・キネン・オーケストラがバッハのマタイ受難曲を演奏しました。東京オペラシティ文化財団の芸術監督を務めた武満徹(1930 – 1996)に敬意を表し、このホールは同氏の偉業に供されています。

4. 早大オムニバス、東京 – 主にミュージカルを上演している事で知られています。ミュージック・マン、モダン・ミリー、ハウ・トゥー・サクシード等。ハイ・スクール・ミュージカルやキューティ・ブロンド等が数多くある過去上演作品の一部です。

5. 国立能楽堂、東京 – 東京都渋谷区の千駄ヶ谷に位置する国立能楽堂は1983年9月に初公開されました。最も有名な興行は能楽と狂言です。敷地内には練習用舞台、展示エリア、講義室、そして参考図書館も存在しており、劇場内には591席存在しています。


6. Bunkamura、東京 – 東京都渋谷区にあるBunkamuraは、コンサートや演劇、展示会が催される国内の一流会場の一つです。オーチャード・ホール(音楽ホール)、シアター・コクーン(劇場)、ザ・ミュージアム(美術展会場)、そしてル・シネマ(映画館)の四か所が主な劇場です。過去にこの場所で開催されたイベントには東京フィルハーモニー交響楽団によるコンサートや、東京国際映画祭などが挙げられます。

7. あうるすぽっと、東京 – 池袋で唯一の区営劇場のあうるすぽっとでは創造、コミュニケーション、そして舞台芸術の発展の場所として、主に小規模な劇団による舞台作品が上演されています。訓練プログラムの一環としてワークショップや講義の場も提供しています。
豊島区立舞台芸術交流センターのあうるすぽっとは観客も作品の一部となれる301席の小劇場です。劇場は「人と芸術が出会う」場所を目指しており、この贅沢なパフォーマンスの場が観客と出演者のいずれも満足させられる場所になるよう運営されています。